祝!誕生!!その2
それにしても、出てきた時も全然泣かない。
ちょっとだけ「うぇーん」って一瞬言ったけど、声小ちゃっ!
実際このサイズでこの身体から、大人の頭を切り裂くような泣き声はでないだろう。
テレビで見る出産の泣き声は、大袈裟だなー。と思いながら、とりあえず病室に戻る。
妻から、着替えを持って降りる様に連絡が来たので持って降りて渡し、
妻は骨盤ベルトを締めて着替えるてからゆっくりと病室に戻る。
36歳の妻は年齢的には高齢出産に入る。
この出産を利用して最後のダイエットをすると言っていた。
長谷川潤のようになれればいいが。
無事出産を終え、高まったテンションからの急激な疲れが襲う。
時刻は深夜1時。
部屋で戻ってきた妻の腰と背中をさすりながら、赤ちゃんの話をする。
「名前は、どうする?」
「アマゾンで頼んだベッドは、届いたかな?」とか。
2時過ぎに、ベットの隣のソファで就寝。
仕事から帰ってべたつく顔、空腹。
風呂とご飯が恋しいが、疲れたからもう寝よう。